「RIACUBE-V」は、NECが自社の経営システムをクラウドで刷新した経験をサービスに結びつけたもので、NECが推進するクラウド指向データセンター(CODC)のグローバルな展開計画に基づいて順次導入し、世界主要地域に展開するという。これにより、クラウドプラットフォームとしてモデリングした「CODC基盤」に運用やサービスレベルを組み合わせ、均一なプライベートクラウドサービスをグローバルに提供することが可能になるとしている。
「RIACUBE-V」は、CODCにリソースプールされたサーバ、ストレージ、ネットワーク環境等と仮想化技術とを組み合わせることで、リソースを自動で切り出し、短期間で高信頼なプライベートクラウドサービス(IaaS、PaaS)を提供する。
「RIACUBE-V」上に、クラウド指向サービスプラットフォームソリューションの100種以上のサービスメニューを順次移行・新規拡充し、信頼性の高い総合的なクラウドサービスをグローバルに提供するという。同時に、NECグループのSEが、「RIACUBE-V」上に、顧客の個別ニーズに対応した業務システム等を開発し、プライベートクラウドサービスとしての提供も行う。また、ニーズに応じ、顧客の環境下に「RIACUBE-V」のノウハウ活かしたプライベートクラウドのIT基盤を構築することも可能だという。