EMCジャパンは、パートナー販売支援「EMC Velocityパートナー・プログラム」において、製品ごとの技術認定資格「ASNi(Authorized Service Network Implement:オーソライズド・サービス・ネットワーク・インプリメント)」を展開している。パートナーは、この認定を受けることで、EMCジャパン製品の提案だけでなく、構築サービスまで提供可能になるという。
今回、提携拡大にあたりネットワールドは「Avamar」のASNi資格を取得。これは、専門的な技術を必要とするディスクの構成、パフォーマンスの最適化、バックアップなどの設計作業の技術レベルが評価されたものだという。
「Avamar」は、バックアップデータをネットワーク経由で送信する前に重複データの除外処理を行うことで、転送するデータ量を縮小し、超高速かつ効率的なデータ保護を実現。仮想マシンのバックアップでは、ハードウェアリソースへの負荷が課題となるが「Avamar」は、ファイルを細かいブロック単位に分割した上で、変更のあったブロックデータのみをバックアップするため、毎日の送信データ量を最大で500分の1に縮小、バックアップ時間の短縮、セカンダリストレージの増大ならびにネットワーク使用率を抑制するという。
■ニュースリリース
http://www.networld.co.jp/news/press2011/0125.htm