新製品は、ラックモデルの「iStorage HS8-30R」と、ラックレスモデルの「iStorage HS8-30S」。この製品は、処理能力の向上により、膨大なバックアップデータの高速格納を実現したという。また、セキュリティ機能やレプリケーション処理能力の強化など、運用性を向上することで、クラウドシステムにおける効率的なバックアップシステムを実現するという。
発表によると、新製品の主な特徴は次の通り。
・処理性能を最大1.5倍向上
最新CPU搭載、およびプロセッサの性能を最大限に引き出す内部制御の最適化により、従来比最大1.5倍の処理性能を実現。これにより、高速なバックアップ、リストア処理が可能。
・最大44%の省電力化
ディスクドライブを従来の3.5型から小型省電力の2.5型とし、また最新技術のプロセッサと省電力メモリを搭載することで、ディスク容量は維持しながら、従来機比最大44%の省電力化を実現。これにより、データセンターなど、IT機器の消費電力削減が求められる環境に最適なストレージプラットフォームを提供。
・運用性を向上し、クラウドシステムへの対応を強化
セキュリティ機能を強化し、クラウドシステムを提供するデータセンターで「iStorage HSシリーズ」を共有する複数のユーザにも安全な利用を実現。また、レプリケーション処理能力を向上し、HSシリーズ1台に従来比3倍となる50台のHSシリーズのデータをバックアップ可能とし、より効率的なバックアップサービスの構築を実現。
■iStorageシリーズ製品のWebページ
http://www.istorage.jp/