今回の連携強化により、Xen仮想化プラットフォームにおいて、AWSでのWindowsワークロードの相互運用性とパフォーマンスをさらに向上させるいう。また、商用サーバー仮想化プラットフォームであるCitrix XenServerのオンプレミス(自社運用)型配置をも最適化することで、ユーザーはエンタプライズデータセンターとAmazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)間でワークロードをシームレスに移行することができるという。この結果、AWSのユーザーは、シトリックスが提供する広範な専門技術を活かしながら、Windowsワークロードの配信の仮想化と最適化が可能になるとしてる。
発表によると今回の技術協力の強化のポイントは次の通り。
・相互運用性の強化
XenServerのユーザーは、従量制で拡張性と柔軟性の高いAWSやクラウドコンピューティングのメリットをさらに受けられるようになる。また、Amazon Webサービスとオンプレミス型XenServer間の接続、仮想マシンの移行および管理がさらに容易になる。
・Windowsインスタンスの最適化
シトリックスは、Windowsの仮想化と配信の経験を生かし、AWSと連携して、エンタープライズ規模でWindowsアプリケーションを展開するためのWindowsインスタンスを最適化。
・先進的なクラウドソリューション
シトリックスは、障害復旧、オンデマンド型アプリケーション、高度なセキュリティおよびコンプライアンスといった先進的なエンタープライズ向けクラウドソリューション分野において協力。
■ニュースリリース
http://www.citrix.co.jp/company/press/releases/20110127_1.html