SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年夏号(EnterpriseZine Press 2024 Summer)特集『ニューリーダーに訊く──2024年春、CxOに就任した2人が目指す姿とは』

Lotusphere Comes to You 2011 特別レポート(AD)

グループウェアの進化形「ソーシャルウェア」がもたらすビジネスチャンス

「Lotusphere Comes to You 2011」3月2日東京国際フォーラムにて開催

世界有数のシェアを持つグループウェアLotus。Lotus Notes/Dominoとしてあまりにも有名なこの製品が、これまでのワークスタイル変革を促し、「新しい勝ちパターン」の種をユーザー企業にもたらす役割を担うことになった。キーワードは「ソーシャルウェア」。その全貌は3月2日に行われる「Lotusphere Comes to You 2011」で明らかにされていくが、それに先立ち、この新しい概念が企業の何を変えていくのかについて日本アイ・ビー・エムに話を聞いてきた。

グループウェアとソーシャルウェアの違い

日本アイ・ビー・エム株式会社ソフトウェア事業ソーシャルウェア・エバンジェリスト行木陽子氏
ソフトウェア事業
ソーシャルウェア・エバンジェリスト
行木陽子氏

 グループウェアの進化形である、ソーシャルウェア。その違いを一言でいうなら、グループウェアが組織の各部門、部署を単位としているのに対して、組織の中の個人に焦点を当てた情報ツールであるということだ。さらにいえば、組織の中の個人が部門、部署の垣根を越えて、さまざまな人たちとコラボレーションするために必要な機能を集約させたツールということになる。

 これまでのグループウェアにも個人のプロフィールが分かる機能などあったではないか、という意見もあるだろう。決定的な違いは、個人の情報について量、内容の深さともに圧倒的にソーシャルウェアに分があること、そしてなによりも、個人が組織の垣根を越えて他の部門、あるいは他の企業の人たちと自然につながりが持てるようになっている点だ。

 たとえば、あなたが未体験のプロジェクトを担当する場合、同種の経験を持つ社員から情報やノウハウを教えてもらうことができたら心強いはずだ。しかし、一般のグループウェアには限界があることも事実だ。例えば、類似プロジェクトの過去の担当者を知ることはできるかもしれないが、探しあてた人物がプロジェクトのキーパーソンだとは限らない。また、必要とするドキュメント情報などが整理されてどこかに保管されているかどうかも分からない。

 いずれにせよこれまでのグループウェアでは、情報をたどる場合、属人的な能力に頼らざるを得ず、また知りたいことを正確に調べるにも、時間がかかっていた。「同じ会社でやっていることなのに、どうして1年も過ぎるとその経過が分からなくなってしまうのか」。こうした問題意識は今も多くの企業関係者が抱いているものだ。

 日本アイ・ビー・エムのソーシャルウェア・エバンジェリスト 行木陽子氏は次のように語る。

 「ソーシャルウェアの場合、もともと個人が業務上作成する資料などは、タグ付けして保管されており、完成までの過程がコメントも含めて記録できます。誰がどのようにその仕事に関わったのかが明確に分かるわけです。また、IBMが提供するソーシャルウェア IBM Lotus Connectionsには、独自に開発した分析エンジンが搭載されていて、知りたい事象→それをよく知る人→その事象について会っておいた方がいい人、といった情報も即座に分かります」

エンタープライズ・ソーシャルウェア Lotus Connections 3.0

 IBM Lotus Connections、そして関連ツールなどを使うことで、組織内の個人が既存の部門、部署の枠を越えてコミュニティを形成することができるようになる。個人の情報には、その人物が関わった仕事情報と、あらゆる形式で作成、保管されているドキュメントが紐づけられており、短い時間で必要な情報を収集し、最適な人物にインタビューすることもできるわけだ。

 

 

次のページ
新しい組織に変化していくために必要なツール

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
この記事の著者

大西 高弘(オオニシ タカヒロ)

1988年、出版社で就職・転職情報誌および経済関連出版物の編集、執筆を担当。2003年から、IT系雑誌の編集部に所属。IT導入事例の編集記事などで、ユーザー企業への取材を多数経験。業務系アプリケーションなどに関する企画記事の編集、執筆にも従事。2006年からIT系Webメディアの編集部に所属。201...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/2887 2012/07/09 15:59

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング