富士通は、PCサーバシリーズの「PRIMERGY」でインテル社の最新CPU「Xeonプロセッサー 5600番台」に対応した。同時に、解析アプリケーションの性能を検証するために2010年7月に開設した「PCクラスタ性能検証センター」に最新CPUを搭載した「PRIMERGY BX922 S2」「PRIMERGY BX920 S2」を即日配備したと発表した。
富士通では、同センターにおいて、解析・シミュレーションのアプリケーションを提供するベンダーと共同で、最新CPUを搭載したPCクラスタシステム上の性能検証を行い、検証結果を随時公開していくという。同センターは、2010年7月の開設以来これまでに、9社11アプリケーションの共同検証結果を公開しているという。
「PCクラスタ性能検証センター」に配備したシステムの構成は次の通り。
・計算ノード:ブレードサーバ 「PRIMERGY BX922 S2」「PRIMERGY BX920 S2」(最大216並列)
CPU:Xeonプロセッサー X5690(3.46GHz/6コア)
Xeonプロセッサー X5687(3.60GHz/4コア)
Xeonプロセッサー X5675(3.06GHz/6コア)
Xeonプロセッサー X5672(3.20GHz/4コア)
・計算ネットワーク: InfiniBand QDR(40Gbps)