はじめに
PowerPointのスライド(2枚目以降のスライド)やタイトルスライド(最初のタイトルのスライド)のデザインレイアウトテンプレートには、それぞれスライドマスタ、タイトルマスタなどがあります。これらをWordにたとえると、ヘッダーやフッターの編集にスタイルを付け加えたものになります。
会社であらかじめ用意されたデザインテンプレートを使ってプレゼン資料作成する場合が多いと思いますが、今回は、ちょっとデザインを変えてみたい、自分のオリジナルのスライドのデザインにする場合に必要な、スライドマスタの編集方法について紹介します。
マスタの種類
PowerPointに存在するマスタの種類は、スライドマスタ、配布資料マスタ、ノートマスタの3種類あります。今回はそのなかで、スライドマスタの編集と適用方法について紹介していきます。
スライド マスタ
スライドマスタは、フォントスタイルなど、全般的な変更を行って、すべてのプレゼンテーションに反映させるためのものです。主な目的は以下の3つです。
- フォントや、箇条書きスタイルの変更
- 複数のスライドに会社ロゴなどの図を挿入
- プレースホルダの位置、サイズ、書式の変更
スライドマスタには、通常のスライドのデザインレイアウトを決定する「スライドマスタ」と、スライドの表紙となるデザインレイアウトを決定する「タイトルマスタ」の2種類あります。
スライド マスタ |
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タイトル マスタ |
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配布資料 マスタ
プレゼン資料を印刷する場合のデザインレイアウトテンプレートとなる、配布資料のマスタを編集できます。ヘッダー領域、日付領域、フッター領域、数字領域(ページ番号)の編集、配置やサイズの変更ができます。
ノート マスタ
ノートも含めてスライドを印刷する場合のデザインレイアウトテンプレートとなる、ノートのマスタを編集できます。スライドイメージ、ノートの本文、ヘッダー領域、日付領域、フッター領域、数字領域(ページ番号)の編集、配置やサイズの変更ができます。