両社は、日立製作所の情報通信システム会社としてグループを構成しており、今回の合併により、経営資源の集中させ、システム導入時のコンサルティングから運用・保守に至るITライフサイクル全体をサポートするワンストップソリューションの提供体制を強化するとしている。
日立は、情報通信システム事業の強化のためにグループ企業の再編を進めており、2010年2月に日立ソフトウェアエンジニアリング(日立ソフト)と日立システムアンドサービス(日立システム)、日立情報の3社を完全子会社化。つづいて、同年10月には、日立ソフトと日立システムを合併し、日立ソリューションズとしている。今回の合併もこうした情報通信システム事業の強化強化策として位置づけられるという。
日立電子サービスは、国内に320のサービス拠点を有し、運用・保守サービスやプラットフォーム運用ソリューションを展開。また、日立情報システムは、地方自治体、および製造業や流通業を中心とした業務システムの提案や設計・構築とデータセンタサービス事業に実績があるという。
■ニュースリリース
http://www.hitachi-densa.co.jp/news/2010/20110328.html