NetScaler SDXは、多数の仮想NetScalerインスタンスを、専用に設計された1台の物理アプライアンス上で実行でき、マルチサービス、マルチテナント環境をサポートするという。この新しいアーキテクチャにより、従来のアプリケーションデリバリーは、クラウドコンピューティングや、さまざまな一般消費者向けデバイスのための新しいサービス提供の要求に応える「サービスデリバリー」になるとしている。
NetScaler SDXは、オンプレミスのデータセンター、あるいは外部のクラウドかを問わず、これらアプリケーションやサービスが最高のパフォーマンス、セキュリティ、信頼性をもって提供されることを保証する「サービスデリバリーファブリック」の基盤になるという。「サービスデリバリーファブリック」では、社外のクラウドが自社データセンターの延長先上で稼働しているかのようにネットワークサービスを拡張し、さらに企業、消費者およびクラウドベースのサービスが与える影響について、より広範囲に、より詳細に運用の可視化とそれに基づく制御を行うという。
■ニュースリリース
http://www.citrix.co.jp/company/press/releases/20110422.html?cid=nw110422_1