営業マンが使うスマートデバイスの事例
ネットカフェへのコンテンツ・ソリューション配給シェアNo.1を誇るテクノブラッドは、全営業マンがiPadを片手に全国を飛び回っている。同社では、iPad発売直後からiPadを活用したプレゼンテーションを実施。出張に行くときは、多くのネットカフェを回るため、どうしても大量の紙を持ち歩く必要があったが、今はiPadに資料を取り込み、それでプレゼンテーションするため、とても身軽になった。取引先からも「見やすい」「分かりやすい」と好評である。

また、今回の出張の目的ではない資料も入れておくことができ、新規事業など本題とは違う話題になっても、すぐに資料を見せることができるため、「後で送ります」といったことなく、その場で説明することができる。取引先からは、好評であったネットカフェのディスプレイの写真をもらい、他のネットカフェに事例として紹介することも手軽にできる。今までのPCではできなかったことができるようになった。営業マンにとっても、スタイリッシュに仕事ができることでモチベーションも高い。スタイリッシュに、かっこよく仕事ができることはとても大事なことなのだ。
このように、活用できている企業では、導入前のしっかりした検討が欠かせない。何に使うのか、どこで使うのか、どういったシーンで使うのか、どれは良くてどれはダメなのか、といったことを早い時点で整理し、あるいは検証してこそ活用できるのだ。
この記事は参考になりましたか?
- 企業で使う!スマートフォン導入への道連載記事一覧
- この記事の著者
-
大木豊成(オオキトヨシゲ)
イシン株式会社 代表取締役シンガポール大学(現NUS)卒業
米国PMI認定Project Management Professional取得ソフトバンク株式会社で、Yahoo!BB事業立ち上げ、コンタクトセンター立ち上げ、おとくラインサービス立ち上げなど、事業・会社とサービスの立ち上げを担当。現在は「人と会社...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア