はじめに
Excelの表を見映えよくするために1行おきにセルの背景色を変更したい、スケジュール表の週末行全体の背景色を変更したい、もしくは、データをひと目でわかるように、ある条件を満たすデータをハイライトしたい場合がありますよね。一方、セルを千円単位で表示したい、データの最後に「円」をつけるには、どうすればいいでしょうか?
今回は、そういったケースを解決するための、さまざまなセルの書式設定方法を紹介します。
組み込みスタイルで簡単にテーブルの書式を設定するには
手っ取り早く表のスタイルを整えるには、Excel 2003の場合、オートフォーマット機能を利用するのも一つの方法です。Excel 2007では、テーブルのスタイルが豊富に用意されているので、美しい表作成が思い通りに、より簡単に行えます。
Excel 2003の場合
- 表内にカーソルを移動しておきます。
- [書式]-[オートフォーマット]を選択します。
- [オートフォーマット]ダイアログボックスにて、適用したいスタイルを選択し、[OK]ボタンをクリックします。
- 選択された書式が表に適用されました。
オートフォーマットでそのまま[OK]ボタンをクリックすると、すべてのスタイルが適用されます。ただし、一部分だけ適用したい場合は、オートフォーマットダイアログボックスの[オプション]ボタンをクリックして、設定する書式を指定します。
Excel 2007の場合
[ホーム]タブの[スタイル]カテゴリの中から、[テーブルとして書式設定]ボタンをクリックして、適用したいスタイルを選択します。