SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

実務経験者のためのPMP合格講座

実行プロセスのポイント

第7回 プロジェクト経験とのギャップを踏まえてPMBOKを勉強する(その5)

プロジェクトマネジャは、実行プロセスでプロジェクトチームが最高の業務遂行能力を発揮できるようチームを育成しなければなりません。しかし、プロジェクトチーム内には、必ずといってよいほど対立が生じます。  

 実行プロセスでプロジェクトマネジャは、プロジェクトチームが最高の業務遂行能力を発揮してプロジェクトの目標を達成するよう、チームを育成しなければなりません。しかし、多くの人の集りであるプロジェクトチーム内には、必ずといってよいほど、対立が生じます。そして、時にはその対立がプロジェクト進捗の妨げになることもあります。

 実行プロセスのポイントは、このチーム育成と対立への対応方法だと考えられます。
 まず、チーム育成から見ていきます。

[1]チームを育成する

 チーム育成の目標は、次の3点にあります。

  1. チームメンバの知識とスキルの向上
  2. チームメンバ間の信頼と合意の意識改善
  3. ダイナミックかつ結束したチーム文化の創造

 この目標達成には、人間関係のスキル、メンバーのトレーニング、チーム形成活動、表彰と報奨制度、コロケーション(1か所で仕事をする)などが、大変有効だといわれています。

[2]チームの発展段階

 しかし、チームが発展していくためには、必要なステップがあります。タックマンは、チームが発展するには、5段階のステップを経る必要があるとした、タックマンモデルを提唱しています。

プロジェクトのイメージ


 状況により滞ったり、ステップを飛ばしたり、逆戻りしたりすることもありますが、通常は、時系列に経過します。

次ページへ続く

次のページ
[3]効果的なチーム構築は?

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
実務経験者のためのPMP合格講座連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

青栁 次男(PMP)(アオヤギ ツギオ)

株式会社タリアセンコンサルティング 代表取締役
1966年早稲田大学第一商学部卒業。1967年日本航空入社。システム開発部門にて、旅客予約管理システムをはじめ、整備、運航、一般管理等、システム開発に従事。また、国内初の海外オンラインリアルタイムシステム開発を担当。
1998年タリアセン設立に参画...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/3245 2011/07/14 15:32

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング