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「日本の『変わる』を支援したい」日本マイクロソフト、2012年度の経営方針を樋口社長が説明


日本企業のグローバル化を支援したい

 先に掲げた2012年度の目標で、樋口氏が、そして日本マイクロソフトが日本で"変えたい"とするものは何なのだろうか。

「ビジネスから日本の危機的状況を変えていかなければ」樋口氏
「ビジネスから日本の危機的状況を
変えていかなければ」樋口氏

 「日本には本来、オープンでスタンダード、そしてグローバルな世界で渡り合っていく力が十分にある。にもかかわらず、今、日本は危機的状況にある。内向き指向が高まっているとでも言おうか、近隣の中国や韓国の躍進と比べると、明らかに国力が落ちている。GDPも中国に抜かれて3位に後退し、これまで誇りとされていた日本独特の"匠の技"は、ガラパゴスを促進する要因とさえ言われている。文化、言語のギャップもあり、世界から取り残されて孤立している感がどうしても拭えない。さらにもともと国力が落ちてきているところに震災に襲われ、原発問題が発生し、政局に至っては笑ってしまうような状況が続いている」

 樋口氏は日本をとりまく状況を厳しい言葉で指摘する。

 そして、だからこそ、ビジネスの第一線にいる人々がこの状況を変えていかなければならないと樋口氏は言う。

 「マイクロソフトはグローバル企業として数多くのノウハウをもつ。蓄積された技術や知見でもって、全社一丸で日本復興の支援をしていきたい」

―中長期的な日本社会へのコミットを約束した日本マイクロソフト。はたして来年の今ごろ、この目標に対して樋口氏と同社はどんな総括をしているのだろうか。

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五味明子(ゴミ アキコ)

IT系出版社で編集者としてキャリアを積んだのち、2011年からフリーランスライターとして活動中。フィールドワークはオープンソース、クラウドコンピューティング、データアナリティクスなどエンタープライズITが中心で海外カンファレンスの取材が多い。
Twitter(@g3akk)や自身のブログでITニュース...

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