第7回目である前回は、前バージョンであるOracle Database 10gでの変更点について解説しました。第8回目となる今回は、Oracle Database 11gから新たに追加された初期化パラメータについて解説します。
11gの新しい初期化パラメータ
Oracle Database 11gでは、機能の追加や変更にともない以下の初期化パラメータが追加されました。
11.1.0.6で追加された初期化パラメータ |
ASM_PREFERRED_READ_FAILURE_GROUPS |
11.1.0.7で追加された初期化パラメータ |
CELL_OFFLOAD_COMPACTION
CELL_OFFLOAD_DECRYPTION
CELL_OFFLOAD_PARAMETERS
CELL_OFFLOAD_PLAN_DISPLAY
CELL_OFFLOAD_PROCESSING
|
11.2.0で追加された初期化パラメータ |
DEFERRED_SEGMENT_CREATION |
今回は以下の5つの初期化パラメータ(上記で下線を引いたもの)について解説します。
- CONTROL_MANAGEMENT_PACK_ACCESS
- DIAGNOSTIC_DEST
- OPTIMIZER_USE_INVISIBLE_INDEXES
- SEC_CASE_SENSITIVE_LOGON
- DEFERRED_SEGMENT_CREATION
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白砂 丈太郎(シラスナ ジョウタロウ)
日本オラクル(株)において、データベース事業のコアテクノロジー技術およびパフォーマンス技術のリーダーを務め、製品機能の検証および大規模/最重要プロジェクトでのベンチマークや実装を担当。
現在は(株)ワン・オー・ワンにおいて、データベースとWeb技術を中心としたシステム構築およびコンサルティングに従事。...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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