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業務効率を上げる Microsoft Officeテクニック集

Excelで効率的にデータ入力を行うには?

困ったときのMicrosoft Office Tips - Excel (4)


 この連載では、さまざまなシーンにおいてMicrosoft Officeツールを使いこなすためのTipsを紹介します。今回は、[Enter]を押下した後のセル移動の設定やデータの入力規則などを利用して、Excelでデータ入力をスムーズに行うための秘訣を紹介します。

はじめに

 Excelでデータ入力後に[Enter]キーを押したら右のセルに移動したり、入力できる範囲を限定したり、セルに応じて自動的に日本語入力モードのオン/オフを切り替えられたりすると、スムーズにデータの入力が行えますよね。

 そこで今回は、ワークシートのセル移動の設定の変更やシートの保護、および、データの入力規則を利用して、Excelでデータ入力をスムーズに行うための秘訣を紹介します。

Enterキーを押した後にカーソルを右に移動するには

 表では通常、左から右、上から下に向かってデータを入力します。Excelの初期設定では、[Enter]キーを押すとカーソルは下へ、[Tab]キーを押すと右へ移動しますが、[Enter]キー押下でカーソルが右に移動するように設定することもできます。

Excel 2003の場合

  1. [ツール]-[オプション]を選択します。
  2. [オプション]ダイアログボックスの[編集]タブを開きます。
  3. [入力後にセルを移動する]の[方向]を「右」に変更して、[OK]ボタンをクリックします。
    オプション(Excel 2003)

Excel 2007の場合

  1. [Officeボタン]-[Excelのオプション]を選択します。
  2. [Excelのオプション]ダイアログボックスの[詳細設定]を開きます。
  3. [Enterキーを押した後にセルを移動する]の設定を「右」に変更して、[OK]ボタンをクリックします。
    Excelのオプション(Excel 2007)

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1件のレコード入力後にEnterキーで次の行に移動するには

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この記事の著者

小濱 良恵(コハマ ヨシエ)

Microsoft MVP for Expression (April 2008 - March 2009)
Microsoft Office や Expression Web の書籍やWeb記事を執筆するテクニカルライター。
当初は派遣の仕事が中心で、2002年にMOUS(現Mic...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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