OTNの位置付けとキー・コンテンツ、そしてM&Aのインパクト
矢木:まず、オラクル社にとってのOTNの位置付けと価値を教えてください。
カサンドラ:OTNは「Place for Community」です。オラクル技術者やそのコミュニティが集まるための場所であり、中心として位置しているもので、「場」としての存在を最大の価値としています。
矢木:なるほど。オラクル社は過去数年で多くのM&Aを行ってきました。特にSun Microsystemsの買収後は、ハードウェアやSolarisの技術者コミュニティもOTNが担うようになっています。これはOTNという「場」にどういったインパクトを与えましたか?
カサンドラ:OTNは現在では複数の製品スタックの「場」となりました。そのため、サイトを担当別に4分割しています(Java, Database, System Admin, Architects)。元々はOracle Databaseのためのサイトとして開始したOTNですが、今では担当者も各カテゴリに分かれて担当しています。
矢木:OTNという大きなコミュニティと枠組みの中で、各ITスタック別のコミュニティで活動しているイメージですね。OTNにはさまざまなコンテンツがありますが、どういったコンテンツがキー・コンテンツなのでしょうか?
カサンドラ:アクセス数ではソフトウェアダウンロードが断トツに多いですね。「場」としての意味合いからすると掲示板(FORUM)は、ユーザーとの会話という意味で非常に重要だと考えています。
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矢木覚(ヤギサトル)
Oracle ACE SIerにおいて、Oracle Databaseの最新技術を用いた、企業システムの基幹システム設計/構築に携わる。大規模RACやOracle Exadataによるシステム設計・データベース統合等を行ってきた。その経験を基に、現在ではオラクルの技術を広めるエヴァ...
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