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スケールアウトNASを特定分野向けからファイル共有などの一般的なNAS用途に展開 EMCジャパン、ビッグデータに対応したスケールアウトNAS「Isilon」の最新版を販売開始

  2013/01/31 11:00

EMCジャパンは、企業内ビッグデータの保存と管理に対応したスケールアウトNAS「EMC Isilon 」の最新版を販売開始すると発表した。
 

今回発表した「Isilon」は、次世代アーキテクチャとして、最新OS「OneFS 7.0」、ならびに大容量ディスクドライブを搭載し、ビッグデータの保存と管理に適したストレージだという。

「OneFS 7.0」は、企業がビッグデータを利用する際、IT部門が運用管理するために必要な機能であるセキュリティ、データ保護、相互運用性、パフォーマンスやスケーラビリティを大幅に強化したという。

具体的には、改ざん防止機能(WORM)のSEC(米国証券取引委員会)Rule 17a-4対応や、仮想化対応(VASAおよびVAAI)するなど、スケールアウトNASでは業界初の機能を搭載したという。これにより、これまでメディア・エンターテイメントやハイパフォーマンス・コンピューティングなどの特定分野で主に利用されていたスケールアウトNASを、ファイル共有や、アーカイブ、ホームディレクトリー、仮想環境の共有ストレージなどの一般的なNAS用途で使用可能にしたとしている。

スケールアウトNASは、ノードというディスク装置の筺体にNASコントローラの機能(ネットワーク、CPU処理、データ保護、ファイルシステム)が内蔵されているため、ノードを追加するとCPUやメモリ、ネットワークも同時に増設される。ノード数が増えても、ファイルシステム、ボリュームとしては単一であり、管理がシンプルであることが特徴だという。

また、「Isilon X400」「Isilon NL400」の2機種において、これまで最大で3TBだったハードディスクドライブが、このたび4TBに対応したことで、ストレージシステム当たり最大20.7PB(4TB×36本×144ノード)の単一ファイルシステムを構成することが可能になったという。

発表によると、「OneFS 7.0」の主な拡張機能は次のとおり。

◎セキュリティの強化
 ・ロールベースアクセス制御(RBAC)の細分化
 ・認証ゾーンの複数割り当て(マルチテナンシー)対応
 ・スケールアウトNASとしては、初めて、改ざん防止(WORM)機能をSEC Rule
17a-4に準拠し強化

◎データ保護
 ・スナップショットからのデータを復旧する作業を簡素化
 ・遠隔地復旧サイトとのフェイルオーバーとフェイルバックを簡素化

◎仮想化環境への対応
 ・スケールアウトNASとして初めてVASAおよびVAAIとの統合をサポート
 ・ファイル単位の書き込み可能クローンを作成可能

■製品の詳細
http://www.isilon.co.jp/products/nas/

著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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