2013年も、早くも1ヶ月が過ぎた。12月末で決算を迎えた外資系IT企業の多くが、業績の結果を発表している。どの企業も概ね好調なようで、発表文の中には「過去最高」なんて単語も見え隠れする。海外では、リーマンショックの落ち込みから、すでにだいぶ快復してきたということなのだろう。日本もアベノミクスで、株価だけは急激な上昇傾向にある。東日本大震災以降の落ち込みを、これでやっと回復するきっかけを掴めるのだろうか。株価は上がっているけれど、まだまだIT業界に景気のいい話は聞こえてこない。景気のよさを実感するまでには、まだ少し時間がかかりそうだ。
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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)
EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...
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