ガートナー「ITインフラ&データセンター サミット」が4月24日~26日に開催
ガートナージャパンが、4月24日~26日に「ITインフラストラクチャ&データセンターサミット2013」を東京コンファレンスセンター品川で開催する。
本サミットでは、国内外のガートナーのアナリストやゲスト企業が数多く登壇し、「今後、企業にとってITインフラの役割はどのように変わるか」、「企業はモバイル、クラウド、ビッグデータの導入に向けて、どのようなITインフラ戦略を持つべきか」「モバイル・テクノロジは、今後どのようなビジネス機会をもたらすのか」「モバイルとクラウドへの対応を含めた企業ネットワークの次のステップとは何か」などをテーマに多様な観点から議論を交わす予定だ。
「京」コンピュータがひらく新たな可能性
初日となる4月24日(水)の基調講演では、「テクノロジ革新のとき: 備え、実践を開始せよ」と題して、ガートナー リサーチ バイス プレジデントの亦賀忠明氏が講演を行う。企業や産業のあり方そのものに重大なインパクトを与える「破壊的テクノロジー」の登場で、企業のIT部門は、既存の業務システムの維持とコスト削減だけでなく、新たなテクノロジーによるグローバル・クラスのビジネス成長やワークスタイルの革新といったことを、今まで以上に真剣に考える必要が出てきている。
亦賀氏の講演では、「企業は、どのようなテクノロジ・トレンドに注目すべきか」 「主要なテクノロジ・トレンドは、企業インフラをどのように変えるか」「企業やIT部門の人々は何をすべきか」などについて解説する。
次の基調講演では、米ガートナー リサーチ バイスプレジデント のエド・ホルブ氏が「ビジネスの成長をもたらすプロジェクトの実現」と題して講演を行う。ITインフラストラクチャとオペレーション組織が、ビジネス成長の阻害要素から推進要素へ、そして最終的には、ビジネス成長の直接的な貢献要素へと、いかに進化しているかについて解説する。
また、ゲスト基調講演では、「『京』コンピュータがひらく新しい世界」と題して、独立行政法人理化学研究所 計算科学研究機構長の平尾公彦氏が登壇。
スパコンは現代の科学技術の発展にとっては不可欠な基盤技術だが、地球温暖化の科学的予測、地震や津波、集中豪雨や台風の予測による減災、創薬、新しいデバイスや材料のデザイン、自動車の衝突シミュレーションやジェットエンジンの設計など、我々の生活に直結する最先端の科学技術に欠くことのできないものとなっている。本講演では、「京」コンピュータがひらく新たな可能性について解説する注目の内容だ。
セブン&アイのネット戦略とは?
2日目、4月25日(木)のガートナー基調講演では、「ビッグ・データの現実と未来」と題して、ガートナー リサーチ リサーチディレクターの鈴木雅喜氏がビッグ・データの現実と未来を踏まえ、今なすべきことについて提言する。「ビッグ・データの落とし穴とは何か」 「ビッグ・データの現実とはどのようなものか」 「ビッグ・データの未来像とはどのようなものか」について議論する。
次の基調講演では、「今後5年間でITに影響を与える最重要トレンドとテクノロジ」と題して、米ガートナー リサーチ ガートナー フェローのスティーブ・プレンティス氏が講演。「データセンターに最も大きな影響を与えた社会的なプレッシャーは何か」「この最大の影響をもたらした主要テクノロジは何か」「この外部トレンドによって表面化する問題は何か、またこの外部トレンドによって最大の影響を受ける問題は何か」などについて議論し、今後5年間を展望し、この期間に起こる最重要トレンドを解説する。
また、ゲスト基調講演では、「セブン&アイのネット戦略」について、株式会社セブンネットショッピング 代表取締役社長の鈴木康弘氏が講演。 コンビニ、スーパー、百貨店、専門店など、あらゆる流通の業態を擁するセブン&アイグループ。全国15,500のリアル店舗や商品開発力など小売として培ってきた資産をネットと融合することにより新しい価値創造を目指している同社のネット戦略を解説する。
フューチャー・オブ・ヒューマン~デジタル人間時代の到来
最終日となる3日目、4月26日のセッションは、「ビッグアイデア:自ら未来を創造する発想のブレークスルーとイノベーションのために」をテーマにした、特別プログラムだ。本プログラムでは、ビッグアイデア、すなわち「跳んだ」テクノロジーや考え方について紹介し、参加者の発想の飛躍のきっかけとなるセッションを用意したという。
なかでも興味深いのは、「フューチャー・オブ・ヒューマン~デジタル人間時代の到来」と題した、米ガートナー リサーチ ガートナー フェローのスティーブ・プレンティス氏の講演だ。本セッションでは、「今後10年でどのようなタイプのデジタル/メカニカル/ケミカルな拡張が現実化されるか」「企業は人間の身体機能の強化からどのようなメリットを受けることができるか」「人間の身体機能の強化がもたらす倫理的かつ社会的な問題は何か、またそれが生み出す新たな機会は何か」など、人間の身体機能を強化するテクノロジーのうち、現在利用できる、あるいは近々利用できるようになるものについて考察する。
この他にも、 ガートナー リサーチ リサーチディレクターの池田武史氏の講演「Connected World:あらゆるモノのインターネットが企業にもたらすインパクト」では、テクノロジーの進化が企業に与えるインパクトを議論するなど、多彩なセッションが続く予定だ。
* * * * *
モバイル、クラウド、ビッグデータなど、企業が新しいテクノロジーのインパクトを的確に捉える視点と、これらを適切な時期に導入するために必要なインフラ戦略に関して学ぶ絶好の機会となりそうだ。
【名称】ガートナー ITインフラストラクチャ & データセンター サミット 2013
【日時】2013年4月24日(水)~4月26日(金)
【会場】東京コンファレンスセンター・品川(東京都港区)
【主催】ガートナー ジャパン株式会社
【参加料金】 早期割引価格(4月3日まで) 78,000円(1名様/税別)、通常価格(4月4日以降)86,000円(1名様/税別)
【問い合わせ先】 サミット登録事務局
TEL : 03-6430-1810 FAX : 03-6430-1927 Email : japan.events@gartner.com
ガートナー「ITインフラ&データセンター サミット」が4月24日~26日に開催
ガートナージャパンが、4月24日~26日に「ITインフラストラクチャ&データセンターサミット2013」を東京コンファレンスセンター品川で開催する。
本サミットでは、国内外のガートナーのアナリストやゲスト企業が数多く登壇し、「今後、企業にとってITインフラの役割はどのように変わるか」、「企業はモバイル、クラウド、ビッグデータの導入に向けて、どのようなITインフラ戦略を持つべきか」「モバイル・テクノロジは、今後どのようなビジネス機会をもたらすのか」「モバイルとクラウドへの対応を含めた企業ネットワークの次のステップとは何か」などをテーマに多様な観点から議論を交わす予定だ。
「京」コンピュータがひらく新たな可能性
初日となる4月24日(水)の基調講演では、「テクノロジ革新のとき: 備え、実践を開始せよ」と題して、ガートナー リサーチ バイス プレジデントの亦賀忠明氏が講演を行う。企業や産業のあり方そのものに重大なインパクトを与える「破壊的テクノロジー」の登場で、企業のIT部門は、既存の業務システムの維持とコスト削減だけでなく、新たなテクノロジーによるグローバル・クラスのビジネス成長やワークスタイルの革新といったことを、今まで以上に真剣に考える必要が出てきている。
亦賀氏の講演では、「企業は、どのようなテクノロジ・トレンドに注目すべきか」 「主要なテクノロジ・トレンドは、企業インフラをどのように変えるか」「企業やIT部門の人々は何をすべきか」などについて解説する。
次の基調講演では、米ガートナー リサーチ バイスプレジデント のエド・ホルブ氏が「ビジネスの成長をもたらすプロジェクトの実現」と題して講演を行う。ITインフラストラクチャとオペレーション組織が、ビジネス成長の阻害要素から推進要素へ、そして最終的には、ビジネス成長の直接的な貢献要素へと、いかに進化しているかについて解説する。
また、ゲスト基調講演では、「『京』コンピュータがひらく新しい世界」と題して、独立行政法人理化学研究所 計算科学研究機構長の平尾公彦氏が登壇。
スパコンは現代の科学技術の発展にとっては不可欠な基盤技術だが、地球温暖化の科学的予測、地震や津波、集中豪雨や台風の予測による減災、創薬、新しいデバイスや材料のデザイン、自動車の衝突シミュレーションやジェットエンジンの設計など、我々の生活に直結する最先端の科学技術に欠くことのできないものとなっている。本講演では、「京」コンピュータがひらく新たな可能性について解説する注目の内容だ。
セブン&アイのネット戦略とは?
2日目、4月25日(木)のガートナー基調講演では、「ビッグ・データの現実と未来」と題して、ガートナー リサーチ リサーチディレクターの鈴木雅喜氏がビッグ・データの現実と未来を踏まえ、今なすべきことについて提言する。「ビッグ・データの落とし穴とは何か」 「ビッグ・データの現実とはどのようなものか」 「ビッグ・データの未来像とはどのようなものか」について議論する。
次の基調講演では、「今後5年間でITに影響を与える最重要トレンドとテクノロジ」と題して、米ガートナー リサーチ ガートナー フェローのスティーブ・プレンティス氏が講演。「データセンターに最も大きな影響を与えた社会的なプレッシャーは何か」「この最大の影響をもたらした主要テクノロジは何か」「この外部トレンドによって表面化する問題は何か、またこの外部トレンドによって最大の影響を受ける問題は何か」などについて議論し、今後5年間を展望し、この期間に起こる最重要トレンドを解説する。
また、ゲスト基調講演では、「セブン&アイのネット戦略」について、株式会社セブンネットショッピング 代表取締役社長の鈴木康弘氏が講演。 コンビニ、スーパー、百貨店、専門店など、あらゆる流通の業態を擁するセブン&アイグループ。全国15,500のリアル店舗や商品開発力など小売として培ってきた資産をネットと融合することにより新しい価値創造を目指している同社のネット戦略を解説する。
フューチャー・オブ・ヒューマン~デジタル人間時代の到来
最終日となる3日目、4月26日のセッションは、「ビッグアイデア:自ら未来を創造する発想のブレークスルーとイノベーションのために」をテーマにした、特別プログラムだ。本プログラムでは、ビッグアイデア、すなわち「跳んだ」テクノロジーや考え方について紹介し、参加者の発想の飛躍のきっかけとなるセッションを用意したという。
なかでも興味深いのは、「フューチャー・オブ・ヒューマン~デジタル人間時代の到来」と題した、米ガートナー リサーチ ガートナー フェローのスティーブ・プレンティス氏の講演だ。本セッションでは、「今後10年でどのようなタイプのデジタル/メカニカル/ケミカルな拡張が現実化されるか」「企業は人間の身体機能の強化からどのようなメリットを受けることができるか」「人間の身体機能の強化がもたらす倫理的かつ社会的な問題は何か、またそれが生み出す新たな機会は何か」など、人間の身体機能を強化するテクノロジーのうち、現在利用できる、あるいは近々利用できるようになるものについて考察する。
この他にも、 ガートナー リサーチ リサーチディレクターの池田武史氏の講演「Connected World:あらゆるモノのインターネットが企業にもたらすインパクト」では、テクノロジーの進化が企業に与えるインパクトを議論するなど、多彩なセッションが続く予定だ。
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モバイル、クラウド、ビッグデータなど、企業が新しいテクノロジーのインパクトを的確に捉える視点と、これらを適切な時期に導入するために必要なインフラ戦略に関して学ぶ絶好の機会となりそうだ。
【名称】ガートナー ITインフラストラクチャ & データセンター サミット 2013
【日時】2013年4月24日(水)~4月26日(金)
【会場】東京コンファレンスセンター・品川(東京都港区)
【主催】ガートナー ジャパン株式会社
【参加料金】 早期割引価格(4月3日まで) 78,000円(1名様/税別)、通常価格(4月4日以降)86,000円(1名様/税別)
【問い合わせ先】 サミット登録事務局
TEL : 03-6430-1810 FAX : 03-6430-1927 Email : japan.events@gartner.com