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イノベーションを可視/加速化する「ビジネスアーキテクチャー」集中講義

ミッションステートメントからはじめよう-有名企業から学ぶビジョンとミッションの作り方

(第23回) 

 昨年末は、ビジネス計画における「ミッション」の位置付けとその内容についてご説明してきましたが、今回のテーマは「ビジョン」です。新年早々のテーマとしては相応しいかもしれません。

ミッションの延長線上にビジョンが存在し、ビジョンはミッションの原動力となる

 「成功の秘訣?それは大きなビジョンが持てるかどうかだけだよ。ターゲットを見失わないことだ。そして自分が最も力を発揮できる範囲を見極め、そこに時間とエネルギーを集中することだ。会社の価値観や報奨システムもこの考えを反映すべきだよ」(ビル・ゲイツ)

マイクロソフトのビジョン
創業時におけるマイクロソフトのビジョン

 明けましておめでとうございます。昨年12月はミッションというテーマについてお話しいたしましたが、今回のテーマはビジョンです。

 まずは、これまでのおさらいからスタートしましょう。ビジネス計画には「目的」と「手段」があり、前者は「ビジョンと成果(ゴールと目標)」、後者は「ミッションと行動方針(戦略と戦術)」に分類されます(図1)。

 ミッションとは、事業体の継続的な業務オペレーション上の行動(存在理由)に言及するものでした。時間軸で捉えた場合、ミッションとビジョンはビジネス計画における中長期的なペアと考えることが重要です。つまり、ミッションの延長線上にビジョンが存在すると同時に、ビジョンはミッションの原動力と捉えることです。

時間軸による目的と手段の関係
図1 . 時間軸による目的と手段の関係

 次に、ビジョンの定義をみていくことにしましょう。

次のページ
ビジョンとは将来の望ましい姿を体現する

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この記事の著者

白井 和康(シライ カズヤス)

 ITコンサルティング会社所属。IT業界において20年以上にわたり、営業、事業企画、マーケティング、コンサルティングと幅広い役割に従事。2年前のある日、「日本のビジネスに光を!」という天からの啓示を受けて以来、ビジネス構造の究明と可視化に没頭中。好きな言葉は、「人生とは、別の計画を作るのに忙しいときに起こる出来事である。」(ジョン・レノン)Facebookページ「ビジネスアーキテクチャー研究ラボ」を運営中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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