「Oracle Exalogic X4-2」は前機種と比較して、性能の機能オプションが強化されており、業務アプリケーションの展開や集約で発生するコストや複雑さを低減するとしている。
発表では、最新版の主な特徴を次のようにあげている。
・12コアのインテル Xeon Processor E5-2697 v2を備えたオラクルの最新x86サーバー「Sun Server X4」により、サーバー当たり約50%の性能を向上。
・フルラック構成で720個のプロセッサ・コア、7.5TBのメモリ、24TBのフラッシュメモリを搭載。
・「Oracle ZFS Storage ZS3」シリーズを統合し、ストレージ領域を33%増加。ベアメタル、テンプレートを使った仮想化、IaaSなど、単一ラック上にさまざまな展開アーキテクチャを集約可能。
最新版は、仮想化機能「Oracle VM Server」とシステム全体の仮想マシン群を簡単に作成・構成する「Oracle Virtual Assembly Builder」を組み合わせることで、仮想環境でも基幹業務アプリケーションの性能を落とさずに実行することが可能だという。
また、「Oracle Exalogic」上で稼働するオラクル・アプリケーション専用の参照構成「Oracle Exalogic Oracle VM Templates for Oracle Applications」を使用することで、アプリケーション統合までの時間を数週間から数分間に大幅に短縮。
「Oracle Exalogic X4-2」は、オラクルのインメモリ・アプリケーション製品群に対応し、前機種からメモリを増量しているため、同製品群を10~20倍高速に実行し、業務プロセスの迅速な遂行を可能にするとしている。
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