SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

Security Online Day 2024 春の陣

2024年3月13日(水)10:00~17:10

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

週刊DBオンライン 谷川耕一

先週、IT業界の話題の主役はマイクロソフトだった。


 先週、IT業界の話題の主役はマイクロソフトだった。米国サンフランシスコで開催された開発者向けコンファレンス「Build 2014」において、Windows関連の興味深い発表がいくつか行われたのだ。中でももっとも話題となったのが、Windows 8.1 Updateだろう。

Windows 8.1に待望の電源ボタンが

 この新しいWindowsで個人的にもこれはやっぱり必要だったよねと思ったのが、スタート画面の電源アイコン。アカウント画像の隣に電源と検索のアイコンが追加されたことだ。これでスタート画面からもすぐに電源オフ操作が可能になった。こんな些細な変更だけれど、これがなかったがために電源オフ操作がかなり面倒だったのも事実。

 Windows 8.1 Updateで使いされる電源アイコンボタン(windows81update.png)
Windows 8.1 Updateで使いされる電源アイコンボタン

 もう1つ、デバイス起動時にデフォルト画面としてデスクトップを表示できるようになったのも、旧来のWindows環境からの移行を考えると欲しかった機能だ。さらに、どの画面でもマウスを最下部に持っていくとタスクバーが表示されるようになり、これもマウスを常用している人の使い勝手を向上しそうな改良だ。

 これらはたしかに嬉しい変更なんだけれども、画期的な進化とは言えないだろう。むしろこんな小さな改善に、いちいち喜んでいていいのかとも思えてくる。しかし、こういった小さな改善の積み重ねこそが、もしかしたら昨今のクラウド時代、つまりは変化の激しい時代には必要なのだろう。これをマイクロソフトではラピッドリリースと呼んでおり、今後も短いペースで更新を続けていくようだ。このWindows 8.1 Updateは、Windows 8、Windows 8.1のユーザーにはWindows Updateを通じ無償で提供される。提供開始は、米国時間の4月8日からだ。

 Windows 8よりももう少し画期的な進化があったのが、モバイルデバイス向けOSであるWindows Phone 8.1だろう。Windows Phone 8のスマートフォンが日本では提供されていないので、いまひとつピンとこない人も多いかもしれない。たとえばWindows Phone 8.1では、モバイルデバイス管理クライアント機能が組み込まれた。また、WindowsとWindows Phone間の開発プラットフォームの共通化が進み、90%以上のAPIがWindows 8.1 UpdateとWindows Phone 8.1で共通となった。その他にもエンタープライズ用途、つまり企業でスマートフォンを使う際に便利だったりセキュアだったりする新機能が、数多く搭載されたのだ。

 さらにビジネス的にもインパクトがありそうなのが、画面サイズ9インチ未満のスマートフォンやタブレットを開発するOEM/ODMパートナー向けに、WindowsおよびWindows Phoneの無償ライセンスプログラムを提供するとの方針発表だ。詳細は今後明らかになってくるようだが、これによりWindowsベースのモバイル端末にかなりの価格競争力がつくことに。そうなれば、出遅れているスマートフォン市場でのWindows Phoneの成長をかなり後押しするだろう。スマートフォンで苦戦している日本のメーカも、積極的にWindows Phone端末を開発してビジネスユーザーを取り込む戦略が描きやすくなりそうだ。

次のページ
Windows AzureはMicrosoft Azureへ、SQL Databseもますます進化中

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
週刊DBオンライン 谷川耕一連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/5757 2014/04/10 09:49

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

2024年3月13日(水)10:00~17:10

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング