2013年7月、Oracle Databaseの最新版12cの提供が国内で開始された。12cの最大の目玉はマルチテナント機能。OSやハイパーバイザーで仮想化環境を構築するのは当たり前だが、Oracleはコンテナデータベースとプラガブルデータベースのレベルで仮想化を実現してみせた。このマルチテナント機能のインパクトが強く、さらにOracleでは次期更新バージョンで最近話題のインメモリーに対応すると発表したこともあり、12cにおけるその他の新機能はあまり目立っていない。
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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)
EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...
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