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システム管理者のための夏期講習(AD)

【特別鼎談Ⅱ】情報を発信しないと情報は集まらない!コミュニティ活動でキャリアアップを図れ

大成建設 田辺要平氏×クラウドワークス 大場光一郎氏×co-meeting 吉田雄哉氏

 2014年7月16日、日経ホール(東京都千代田区)で開催される第8回「システム管理者のための夏期講習」。エンタープライズ系企業の若手ITエンジニア、これからのITアーキテクチャーを検討している部門担当者などを対象に、キャリアアップや情報の取り入れ方、コミュニティの活用法などについての講演やパネルディスカッションが展開されます。パネルディスカッションに登壇する大成建設の田辺要平氏とクラウドワークス CTOの大場光一郎氏、モデレータを務めるco-meetingの吉田雄哉氏が事前に意見を交わしました。

★楽天 吉岡弘隆氏、東京海上 小林賢也氏、co-meeting 吉田雄哉氏が鼎談した前回の記事はこちら! ⇒ 【特別鼎談I】「積極的に外に出ることで自分が磨かれる」エンジニアはサバイブ力を身につけよ!

自動化が進むとシステム管理者は淘汰される?

吉田:パネルディスカッションでは、パネラーの皆さんに同じ質問をするのではなく、各人の特性に応じて質問をしたいと思っています。まずは自己紹介をお願いします。

  吉田 雄哉氏 株式会社co-meeting 取締役 CTO  株式会社co-meetingの創業メンバー。SIer、企業内情報システム部門、SaaSビジネスの立上げなどの職歴を活かし、「パブリック クラウドエヴァンジェリスト」と名乗りベンダーを超えて全国各地でクラウド活用方法の講演やセミナーをする傍ら、執筆活動や企業のテクニカルアドバイザーとしても活躍中。放送大学の非常勤講師、CompTIAの教育パートナーとしてのトレーニングなどクラウド時代の人材育成にも取り組んでいる。
▲吉田 雄哉氏
株式会社co-meeting 取締役CTO 株式会社co-meetingの創業メンバー
SIer、企業内情報システム部門、SaaSビジネスの立上げなどの職歴を活
かし、「パブリック クラウドエヴァンジェリスト」と名乗りベンダーを超えて
全国各地でクラウド活用方法の講演やセミナーをする傍ら、執筆活動や
企業のテクニカルアドバイザーとしても活躍中。放送大学の非常勤講師、
CompTIAの教育パートナーとしてのトレーニングなどクラウド時代の
人材育成にも取り組んでいる。

田辺:私はシステム部門の人間ではありません。建築部門の業務改革担当です。具体的には2003年から三菱商事様の建設業向けのプライベートクラウドを採用し、アナログでやっていた業務をクラウド上に乗せていくという仕事に従事していました。2012年には現場で図面などを閲覧でき、プライベートクラウドの利用を更に加速させる「Field Pad」というiPhoneおよびiPad向けアプリを開発し、一般販売しました。同アプリは社員に加え、当社の取引先、さらには取引のない方々でも使えます。

大場:私は今年の1月にいわゆるクラウドソーシングと呼ばれる仕事のマッチングサイトを運営するクラウドワークスに転職するまでは、2社を経ています。最初に就職したのはSIer。そこで約10年間、エンタープライズ系システムやクラウドのサービスの開発に従事しました。2010年にソーシャルゲーム会社のグリーに転職。グリーではグリーで働くエンジニア向けに、開発を効率化するツールの開発を行っていました。私の場合はエンタープライズとWeb系、企業規模も1万人クラスの大企業から、現在のような10人のベンチャーまで、いろいろ経験しています。エンタープライズ系とWeb系、大企業と小・ベンチャー企業、これら双方の気持ちがわかる存在として呼ばれたのではと思っています。

吉田:ところで、システム管理者の会はご存じでしたか。

田辺:私はIT系ではないので、全く知りませんでしたね。ただこういうエンジニアが集まるイベントに呼ばれることがないので、イベント当日が楽しみですね。ITも好きですし。実は中学生の時はプログラミングをしていましたから。クラウドに預けるまでは、ドメインを取得して、自宅でサーバを立てて管理していました。だから家族のメールは独自ドメインなんですよ(笑)。

大場:私も知りませんでした。システム管理者と聞いてイメージするのは、サーバ管理業務やオペレータなどの作業員。自動化が進めばなくなる職種だと思います。これを機会にシステム管理者の日がなくなるまで、興味深く見守っていきたいなと(笑)。

 

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コミュニティ活動でキャリアアップ

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この記事の著者

中村 仁美(ナカムラ ヒトミ)

教育大学卒業後、大手化学メーカーに入社。その後、ビジネスや技術に関する専門雑誌や書籍を発行する出版社、ITに特化したコンテンツサービス&プロモーション会社を経て、2002年、フリーランスライターとして独立。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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https://enterprisezine.jp/article/detail/5976 2014/07/08 11:00

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