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IoTの「T」の部分に対応するにはNoSQLを――パナソニックソリューションテクノロジーに訊く


 IoTがリアルなビジネスになり始めている。実際にセンサーからデータを集めてそれを活用する――その際に活躍すると言われているのがNoSQLのデータベースだ。なぜNoSQLがいいのか、NoSQLのデータベースの中でも、どんな機能があることでIoTのソリューションを前進させることができるのか。ビーコンを使ったIoTソリューションを展開するパナソニック ソリューションテクノロジーに話を訊いた。

ビーコンを使ったIoTソリューション

 パナソニック ソリューションテクノロジーは、パナソニックグループの中でBtoBのソリューションを展開する企業だ。「パナソニックの内外のものを利用しソリューションを提供しています」と語るのは、パナソニック ソリューションテクノロジー M2Mシステム部 システム二課 課長の藤原慎吾氏だ。藤原氏が所属するM2Mシステム部は、M2Mのシステム、さらにはIoT分野を対象に専門的なソリューションを提供している新しい組織だ。

 パナソニック ソリューションテクノロジー M2Mシステム部 二課 課長の藤原慎吾氏
パナソニック ソリューションテクノロジー M2Mシステム部 二課 課長 藤原 慎吾氏

 そんなM2Mシステム部が現在、力を入れているのがビーコンと呼ばれる技術を活用したソリューションである。オフィス内などの所在管理を行うものと、工場や商業施設などで利用する動線分析の2つを提供している。前者の所在管理のソリューションでは、ビーコンを社員証などに貼り付け建物内に設置した受信機でビーコン電波を受信する。それにより人の移動などを把握し所在管理を行うのだ。リアルタイムに誰がどこにいるかを確認でき、過去の履歴情報を分析すればフロアや会議室の稼働状況などを見える化し、それらの有効活用にもつなげられる。

 もう1つの動線分析は、ビーコンは固定しておきスマートフォンなどの受信機で電波を受信して移動した場所やその軌跡を把握するものだ。商業施設などではショッピングカートに受信機を付け、来客の購買動向を把握できる。軌跡のデータと売り上げデータなどを連携し、より効率的な商品棚の構築なども可能となる。また工場などでは作業員の行動の軌跡から、無駄や危険を予測し作業の効率化や質の向上なども図ることが可能だ。

 「たんに軌跡のデータを提供するだけではありません。パナソニック ソリューションテクノロジーのデータサイエンティストが得たデータを使って分析し、データ管理レポートを提供するところまでのサービスを提供します」(藤原氏)

次のページ
ビーコンを使ったIoTソリューション、「T」の部分を支えるNoSQLデータベースの条件とは 

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この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

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