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MOD、ROW、SUMPRODUCT関数を利用して、偶数行だけ、あるいは奇数行のデータだけを合計する方法を紹介します。
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概要
以下の表のように、偶数行と奇数行が交互にデータが入り混じっている場合、それぞれを合計したい場合があると思います。
この場合、以下の3つの関数を組み合わせることによってそれぞれの合計を求めることができます。
関数名 | 書式 | 説明 |
---|---|---|
MOD | MOD(数値,序数) |
|
ROW | ROW(配列1,配列2,配列3,...) |
|
SUMPRODUCT | SUMPRODUCT(配列1,[配列2],[配列3],...) |
|
本稿では、偶数行または奇数行の合計を求める方法を紹介します。
操作手順
奇数行のデータの合計を求める方法
奇数行の場合、行番号を2で割って余りが1を返したときに成り立ちます。その条件を満たしたデータを合計するとよいでしょう。
B15セルの数式は以下の通りです。
=SUMPRODUCT((MOD(ROW(B3:B14),2)=1)*B3:B14)
偶数行のデータの合計を求める方法
偶数行の場合、行番号を2で割って余りが0を返したときに成り立ちます。その条件を満たしたデータを合計するとよいでしょう。
B16セルの数式は以下の通りです。
=SUMPRODUCT((MOD(ROW(B3:B14),2)=0)*B3:B14)
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- この記事の著者
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小濱 良恵(コハマ ヨシエ)
Microsoft MVP for Expression (April 2008 - March 2009)
Microsoft Office や Expression Web の書籍やWeb記事を執筆するテクニカルライター。
当初は派遣の仕事が中心で、2002年にMOUS(現Mic...※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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