ここ最近で業界を大いに騒がせたのは、Twitterの買収報道だろう。買収価格は2兆円とも言われ、買い手としてはグーグルの持ち株会社アルファベットやウォルト・ディズニー、アップルなどの名前が挙がっていた。とはいえ、彼らは次々と買収から手を引いたとの報道が。その後も最後まで残っていたのが、SaaSのトップベンダーSalesforce.comだった。SalesforceがTwitterを取り込むとどんなシナジーが発生するのか。個人的にはメリットよりも、Twitterという莫大なユーザーを抱えるソーシャルネットワークの仕組みを運用する苦労のほうが多そうだなと思っていた。まあ結局のところSalesforceも買収からは手を引き、Twitterの株価は急激に下がってしまうという事態に。
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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)
EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...
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