EnterpriseZineの姉妹サイトBiz/Zineより、ブロックチェーンを支える基礎技術から今後考えられる応用までを幅広く解説した『ブロックチェーン・エコノミクス 分散と自動化による新しい経済のかたち』を刊行しました。
日本でもビックカメラが一部店舗でビットコインでの支払いを可能にするなど、ブロックチェーンに関連する技術がサービス、ビジネスへと応用され始めています。しかし、ブロックチェーンやビットコインがどういうもので、今後ビジネスや企業にどんな影響をもたらすのかは判然としないのではないでしょうか。
本書では、まだ未知数の部分も多いブロックチェーンが生み出すエコノミクスについて、そのインパクトから基本的な技術、サービスへの応用についてまで幅広く解説。
ブロックチェーンの特徴は取引データをブロックとして多重に連結するため改竄が困難で、さらに情報資産とその主体が必ず記録されることが挙げられます。また、管理者や中央集権的な仕組みが不要でもあります(つまり、個人間でデータ取引・決済が可能)。
これらの三つの要素を活かせるサービスであれは、ブロックチェーンを利用するメリットは大きいでしょう。たとえば、ビットコインのようなデジタル通貨での取引はもちろん(そもそもビットコインを実現するために誕生したのがブロックチェーン)、金融やIoTの分野で活用が見込まれています。
こうしたブロックチェーンの可能性を理解してもらうことが本書の狙いです。理解を深めたい方だけでなく、ニュースで聞いたことはあるけれどそれ以上は……という方にもおすすめです。
ブロックチェーン・エコノミクス
分散と自動化による新しい経済のかたち
著者:高木聡一郎
発売日:2017年4月15日(土)
価格(税込):1,728円(POD)/1,520円(電書)
本書について
本書はBiz/Zineの連載「ブロックチェーンの可能性と課題」を加筆・修正のうえまとめたものです。
※プリントオンデマンド(POD)と電書で販売中。