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ビッグデータ時代に求められるBIツールの条件-- 進化するSAP BusinessObjects

  2014/03/03 14:00

 ビッグデータという言葉は、一時期のバズワードから脱し、幅広い業界や分野で頻繁に登場する現実的なキーワードへと定着してきた。いま、こうしたビッグデータ活用への関心の高さからBIツールに注目が集まっているが、BIツールへの注目は今回が初めてではない。データウェアハウス構築がブームになった1990年代後半以降、BIツールはたびたび注目されている。そんなBIツールのなかでも、歴史が長く、その時代のニーズに合わせて常に進化を続けているのがSAP BusinessObjectsだ。

ビッグデータ時代のニーズに合わせた進化したSAP BusinessObjects

 SAP BusinessObjectsは、最初に注目された頃から提供されている歴史の長いBIツールだ。これまでに、多くのユーザーが利用してきた。SAP BusinessObjectsの最新バージョンは4.1、ビッグデータ時代に対応する進化がなされたバージョンだ。かつてのBIツールは、事業企画部門やアナリストなど、分析を専門に行うユーザーが使うものだった。そこからダッシュボード機能などで、経営層も利用するようになる。そして今、ビッグデータ時代となり利用は拡大、企業のさまざまなシーンでデータに基づいた判断をするために使われるようになった。

 ビッグデータ時代にBIツールに求められる機能も増えている。その1つとしてSAP BusinessObjectsに実装されているのが、データマイニング機能だ。データを分析し現状把握するだけでなく、実績データなどから将来どうなるかを予測する。予測をもとに問題が発生する前に対処できるようになる。

▲図:SAP BusinessObjects Business Intelligence
ユーザーのニーズに最適なBIツールをワンストップで提供する

 また、利用するユーザーが増えたことで、それぞれの役職や業務に応じた分析環境の提供も求められる。従来のBIツールでは、情報システム部門などが手間をかけそれらを用意しなければならなかった。SAP BusinessObjects 4.1では、パワーユーザー自身が分析に必要なデータを“セルフサービス”で作り出せる。レポーティングや分析でも、そしてデータマイニングでさえもセルフサービスで取り組める拡張が取り入れられている。

 SAP BusinessObjectsは、このように時代ニーズに合わせ進化を続けている。だからこそ、市場で長く評価を獲得している。ビッグデータに対応した新しい4.0、4.1といったバージョン製品は、すでに世界中の8,000社あまりで稼働している。たとえば、3Mでは数万ユーザーと大規模な利用もある。


著者プロフィール

  • 谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

    EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーター かつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリストとして、クラウド、データベース、ビッグデータ活用などをキーワードに、エンタープライズIT関連の取材、執筆を行っている。

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

    「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

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