AI(人工知能)の重要性やニーズは日増しに高まっている一方で、AIの活用方法がよく分からない、過去にAIを使ったものの期待する成果が得られなかった、イニシャルのコストが高すぎるといったようなAI導入における問題点が存在しているという。
AIソリューション「コグニロボ」では、これらの問題点を解決するために3つの特徴を有しているという。
- AIの用途をデータ分析に特化することで活用方法が明確
- 分析の過程や結果に至った経緯を可視化
- 低コスト
発表によると、日本初のデータサイエンス学部を本年4月より開設した滋賀大学のデータサイエンス教育研究センター在籍の研究者監修のもと、Webマーティングのビッグデータを保有するショーケース・ティービーのデータを活用し、AIマシンにデータセット後のパラメータの設定など、データに関する調整の多くを自動化させることに成功しているとしている。また、機械学習のモデル生成の部分においては既に検証を終えているという。
■コグニロボの活用例
・異常検知:Web上での行動履歴やセンサーから得られる情報を分析し、適切でないパターンの行動を検知することが可能。これにより、異常や不正な値を示す行動を早期に見つけ出すことができる。
・顧客分析:顧客の特徴を分析することで、「ヘビーユーザになる顧客の特徴」や「退会しやすい顧客の特徴」などを可視化することが可能。これらを顧客獲得の手法に展開することで、効率的なマーケティング戦略を展開することが可能。
・商品レコメンド:購買履歴をもとに、特定商品購入者に対して適切な商品案内を行うことが可能。これにより、顧客ごとのパーソナライズな情報提供を実現。