昨年10月に文部科学省より提言された「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」上では、インターネット接続セグメントに機微情報を持ち出す場合は、ファイルを暗号化するもしくはパスワードの設定をすることが推奨されている。しかし、ネットワーク分離環境下でのファイル授受の仕組みと、ファイル暗号化の仕組みを別々に導入するには費用も手間もかかり、予算が確保しにくいという課題があった。
これを解決するため、ネットワーク間ファイル交換システム「Smooth Fileネットワーク分離モデル」に、インターネットセグメントへファイルを持ちだす際に、自動的に当該ファイルをパスワード付きZIPファイルへ変換することで安全性を高めながら、コスト負担と運用負荷軽減を実現するという。
教育情報セキュリティガイドラインで推奨されている3つに分離されたネットワーク間のファイル授受を、1台で実施できるこの製品に、自動的にパスワードを付加したZIPファイルへ変換する機能を実装することで、コスト負担の軽減と利便性の向上を実現し、教育現場におけるファイル授受のオールインワンソリューションとしてより価値ある製品として提供するとしている。
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア