このサービスは、NECのコンサルタントやデータサイエンティストが、NEC社内外での人事・総務、営業、調達・生産といった企業活動における幅広い分野でのAIやRPAの適用例を示しながら、顧客企業の方針に基づく働き方改革のビジョン策定、現状分析、改革構想検討を実施するもの。
特に現状分析では、調査にPCログなどのデジタルデータを活用し、AIやRPAの活用を見据えた進め方を行うことで、検証・導入フェーズへのスムーズな移行を可能とすることを特徴としているという。
「AI for Work Shift Support 構想・企画サービス」の概要
1. 働き方改革実現に向けた方針策定
NECのコンサルタントやデータサイエンティストが、これまでのNECのAI技術群「NEC the WISE」を活用した500プロジェクト以上のAI適用実績をもとに、企業活動における幅広い分野でのAIやRPAの適用例を示しながら、顧客企業との共創型ワークショップやトップへのインタビューから働き方改革ビジョンの策定を支援。
2. 働き方改革実現に向けた現状分析
多様なワークスタイル(職務特性)をモデル化し、インタビューやデジタルデータなどを活用した調査を実施、現場の実態把握から現場が抱えている問題を抽出。
デジタルデータの活用としては、例えば、自宅や外出先で行うテレワークやオフィスにおける勤務状況のデータ収集と可視化が可能な「働き方見える化サービス」の活用や、法人向けウェルネスサービスを提供しているFiNCなどのパートナー企業と連携して対応。
3. 働き方改革実現に向けた構想検討
ワークスタイルの全体イメージを明確にした上で、AIやRPAの活用に加えICTも含めた改革の提言を行い、実現に向けたロードマップを策定。その中で、チャットでの自然な会話のやり取りから、AIを活用した社内キーマン探し支援やRPAによる業務代行等の提案も可能。
■AIやRPA適用例
- 人事:採用活動の効率化、最適な配属、将来性のある人材採用をAIにてモデル化。
- 総務:1~3年後の健康予測、生活習慣変更の際のシミュレーションをAIにて実施。行動変容を支援。
- 営業:顧客案件データを活用し、AIにより見込顧客を抽出し、訪問先を提示。
- 経理:売上計上の審査にてRPAを活用し、残業・ミスの大幅削減と要員配置の最適化。
- 調達:RPAにより派遣契約データから契約更新の一連のプロセスをRPAで自動化。