サウザンドアイズは、インターネットを流れるトラフィックのテレメトリデータや経路情報を世界各国の主要都市から監視可能にするエージェントである「Cloud Agents」をAmazon Web Services(AWS)の15のリージョン、Microsoft Azure(Azure)の25のリージョン、Google Cloud Platform(GCP)の15のリージョンに展開した。
これまでは、顧客自身がこれらクラウドサービスの自社アカウントに「Enterprise Agents」をインストールする必要があったが、今回の拡張により、インストール作業は不要となり、マルチクラウド環境の監視がこれまで以上に容易に行えるようになるという。
これにより、例えば、クラウドAからクラウドB、インターネットからクラウドC、あるいは各クラウドサービスのリージョン内で、アプリケーションやネットワーク層のパフォーマンスを測定し、可視化できるようになる。
企業は、サービス配信時のあらゆる経路を瞬時かつ包括的に把握し、マルチクラウド運用における複雑な課題を克服、クラウドの利用を加速し、ユーザーに優れたデジタル体験を提供できるようになるとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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