TISは27日、同社が提供する企業向けオープンソースSNS「SKIP」のSaaS/ASP版「SKIPaaS(SKIP as a Service)」のサービスを開始した。同日よりSKIPの専用サイトもオープンしている。
SKIPは、TIS社内から生まれたオープンソースの企業向けSNS。社員の気軽な情報発信を促すブログ機能やグループ機能と、蓄積された情報の再利用性を高める全文検索機能などの特徴を備える。同製品の利用によって、社員の自由な意見交換や、現場の「暗黙知」「Know Who(ノウフウ)」といったナレッジの見える化が期待できる。
今回、新サービスとしてスタートした「SKIPaaS」では、SKIPを低価格、月額固定料金のSaaSモデルとして提供する。サーバなどのインフラ資産の準備や、ユーザ数の考慮などが必要ないため、まずは手軽にスタートしてみたいと考える企業に大きなメリットを提供するものとなっている。
自社構築サポートサービス「SKIPあんしんサポート」と合わせて、SKIP関連のサービスメニューを充実させることによって、社内情報の共有を望む企業への普及を目指す予定だ。