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東北大、日立が「予知型データ配置方式」によるストレージ技術を開発

 18日、東北大学電気通信研究所と日立製作所は、「予知型データ配置方式」による高速かつ低消費電力な大容量ストレージシステム技術を開発したことを発表した。この技術は、東北大と日立が共同開発した電力制御技術で、高速なHDDを搭載したストレージシステムと大容量のHDDを搭載したストレージシステムを階層的に組み合わせることで実現する。

 原理は、あらかじめ使用するデータと、その利用時間を計算、予測し、必要なデータを高速なHDD搭載のストレージにコピーし、大容量なHDD搭載のストレージのキャッシュのように使うというものだ。これによって、高速性が追求されるストレージでも、消費電力の高い高速ストレージの台数を減らすことが可能になる。

 これまでも、使用しないHDDを非稼働にする「MAID」技術など存在していたが、両者は、これにデータの利用時間を予測する「予知型データ配置方式」を開発した。2.1テラバイトの高速ストレージシステム1台と64テラバイトの大容量ストレージシステム2台という試作システムの構成に「予知型データ配置方式」を導入したところ、従来型より17%の消費電力が削減できた。これは、実用的な条件下で1ペタバイトのストレージシステムに比較して50%以上の節電効果が期待できるという。

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