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4.9%が実際に被害に遭遇【NTTコム オンライン フィッシング詐欺に関する意識調査】

 NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション(以下、NTTコム オンライン)は、「SMSを用いたフィッシング詐欺の意識調査」の実施結果を発表した。

調査結果要旨

送られてきたSMSに対して、なりすましの不安を感じたことがある人の割合:73.9%
[画像クリックで拡大]

 スマートフォンを保有し、企業からのSMSを受け取ったことがある全国の男女1,092人に、「送られてきたSMSに対してなりすましの不安を感じたことがあるか」と質問したところ、73.9%が「はい」と回答。SMSフィッシングの被害を報じるニュースなどの影響もあり、自身に届いたSMSに警戒心を持つ人が多いという。

なりすましの不安を感じたときの行動TOP3
  • 1位:「SMSに記載されたURLを開かなかった」
  • 2位:「SMSに記載された内容について無視した」
  • 3位:「同様の内容があるかをインターネットで調べた」
[画像クリックで拡大]

 「送られてきたSMSに対して不安を感じたことがある」と答えた807人に、「その時どのような行動をしたか」を複数回答で質問したところ、「SMSに記載されたURLを開かなかった」が最も高く(74.1%)、次いで「SMSに記載された内容について無視した」(48.9%)、「同様の内容があるかをインターネットで調べてみた」(34.7%)という結果になったとしている。多くの人が、送信元や内容、URLに懸念があった場合、「クリックしない」「無視する」などの行動を取り、被害を回避する対応をしていることがわかるという。

SMSによるフィッシング被害にあったことがある方の割合:4.9%

 「SMSによる詐欺被害にあったことがあるか」を聞いたところ、全体の4.9%が「ある」と回答。被害を回避する行動をする人が多くいる一方で、現状では被害に遭っている人も少なからず存在するとしている。

消費者向けの対策について

  • SMSの発信者番号が企業のWebサイトで記載している電話番号かどうかを確認する
  • 懸念があればURLをクリックしない、フォームに入力しないことを徹底する

企業向けの対策について

  • 消費者に誤解されないよう、Webサイトなどで発信者番号を記載する
  • 日本国内の携帯4キャリアと直接接続しているSMS送信サービスを選定する

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