米現地時間7月27日、NIとSeagate Technologyは、先進運転支援システム(以下、ADAS)記録製品を含むデータ・ストレージおよび、転送サービス強化を目的として業務提携を発表した。
本提携により、NIの車載データ記録システム「Data Record System AD」と、Seagateのデータ転送およびエッジ・ストレージ・サービス「Lyve Mobileエッジ・ストレージおよびデータ転送サービス」を組み合わせることで、OEMとサプライヤーがデータを効率よく活用し、次世代の自動運転車の安全性と信頼性を確保できるよう支援するという。
また、本組み合わせによって生まれた新たなADAS記録製品により、OEMとサプライヤーは自社のデータ・ストレージ戦略を、自己管理型から「ストレージ・アズ・ア・サービス(サービスとしてのストレージ)」 へと進化させ、コスト削減とストレージの効率化を実現するとしている。
さらに、両社は本業務提携のさらなる取り組みとして、自動車からクラウドにデータを転送して保存する製品シリーズの共同開発を計画。これにより、OEMはデータを効率よく共有でき、開発期間の短縮と開発費の削減が期待できるという。
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