日本オラクルは、ユーザー企業の「Oracle Cloud」導入メリットの最大化を支援するコンサルティング・サービス「Cloud Center of Excellence(CCoE)サービス」の提供を開始したことを発表した。
本サービスは、アセスメント、ポリシー策定からナレッジ、人材育成まで組織的な対応を包括的にサポート。「Oracle Cloud」の戦略的な活用、スピード・アジリティの実現、安定した運用および人材育成といった、導入メリットを最大化するための組織となるCCoEの設置と組織運営を支援するという。
なお、CCoEはクラウド導入および活用において、以下の6つのカテゴリの施策を統合的に実施し、各カテゴリにおいて支援を提供するとしている。
- アセスメント&ロードマップ:現有IT資産の把握、見える化、分析などクラウド化に向けたIT資産の棚卸を短時間で実施し、ユーザーのシステム基盤に対し設計、構築、運用してきたナレッジをもとに移行プランを策定
- ポリシー策定&CCoE立上げ:企業内の技術に対する組織の立ち上げや、具体的なクラウド導入ポリシーの策定、CCoE組織の立上げ支援
- ガバナンス&ガイドライン:「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」を中心とする基盤技術のテクニカル・アーキテクチャの標準化およびガイドラインの策定、統制支援
- プロジェクト・サポート:プロジェクトに対する技術支援、参考資料の提供や資料に基づいたレクチャーの実施、考慮点や注意点、他社事例を含めた回答などをオンデマンドで提供
- オペレーション:リスク分析および基準、計画への反映から、定期的なセキュリティ・ヘルスチェックの実施とパッチ適用を支援するほか、コスト管理やログ管理、定期レポートなどの通常運用の省力化を支援
- ナレッジ&人材育成:クラウド人材育成における目標設定、改善プロセスの実施、スキルの見える化および継続的なスキル向上を支援。オラクルのクラウドネイティブの最新技術を勉強会、ワークショップなどで提供
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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