Fastlyは、ZOZOがFastlyを導入し、ファッションコーディネートアプリ「WEAR」のシステムの一部を、オンプレミスからクラウドへの移行を実現した事例を発表した。
Fastlyの採用理由について、ZOZOは「パスベースでのルーティングが可能なことはもちろん、Anycast Addressが払い出され、ネイキッドドメイン(wwwなどのホスト名がつかないドメイン)でも利用しやすいこと、コード管理ができてログの管理が細かくできることなどの条件がクリアできる点を評価して採用を決めました。設定が容易で柔軟に変更でき、設定変更の反映が高速なこともFastlyを採用した理由の1つです。設定変更が簡単で高速なら、もし何か問題が発生した場合でも迅速に切り戻すことができるので安心です」と発表している。
今後同社は、引き続きオンプレミスからクラウドへの移行作業を進めながら、セキュリティの強化やキャッシュによるパフォーマンスの改善などにもFastlyを活用していく予定だとしている。
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