ヴイエムウェアは3月23日、クラウドインフラストラクチャの自動化プラットフォームである「VMware vRealize Automation 8.7」の提供を開始したと発表した。
「vRealize Automation 8.7」では、コンテナやマルチクラウドの運用を推進する上で重要となる、KubernetesとDevSecOpsをサポートする機能を強化。
VMware Cloud TemplatesやvRealize Automation Service Brokerのセルフサービスカタログインターフェースを介して、Tanzu Kubernetes Grid(vSphere with Tanzu)クラスタをセルフサービスで展開できる。
この機能拡張によりユーザーはTKGsクラスタを作成し、TKGsの自動プロビジョニングと管理サービスをvSphere環境全体に拡張することが可能になったという。
さらにクラウド管理者によるデプロイメントのリソース利用制限を定義し、デプロイメント内のCPU数、メモリ、およびVM数の制限や、デプロイメント制限ポリシー内における特定リソースのCPUやメモリ等の利用制限を柔軟に設定可能となっている。
他にもいくつかの機能強化を施しており、同社が掲げる「VMware Cross-Cloud Services」実現を目指すという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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