アクセンチュア オラクル・イノベーション・センターのキーワードは「経営に貢献するIT」。
オラクルののITソリューションとアクセンチュアが持つ上流コンサルティング能力、プロジェクト運営スキル、情報資産、さらにオラクルのアプリケーション実装とテクノロジー・ソリューション開発経験とを融合することで、企業経営をビジネスとITの両面で革新する一貫したサービスを提供していくという。
設立当初は、オラクルの統合計画ソリューション「Enterprise Sales & Operation Planning(E-S&OP)ソリューション」、および国際財務報告基準(IFRS)対応ソリューションの2つを主要領域とした活動を行う予定。同センターでは、2009年中にE-S&OP業務モデルソリューションパック、ならびにIFRS対応オラクルソリューションパックの構築を行う。
E-S&OP業務モデルソリューションパックは、事業計画とサプライチェーン・オペレーションの連携により、経営の意思決定を、調達、製造、販売などの現場へ、リアルタイムに反映させる仕組みを提供。
新たにアクセンチュアの知見を盛り込むことで、「目指すべき経営と実務の乖離」という、企業の構造的な課題を解決するのが狙いだ。