NTTアドバンステクノロジ(以下、NTT-AT)は、RPAツール「WinActor」のクラウド型管理サービス「WinActor Manager on Cloud(以下、WMC)」の新バージョン(Ver.3.6)の提供を開始した。
WMCのVer.3.6では次の2つの機能を追加したという。現場担当者がWMC経由でRPAを実行させることに特化した簡単なUI表示の「シンプルモード」と、直観的な操作でシナリオを組み合わせ、人の判断(承認)や実行結果により条件分岐の設定が可能な「アンサンブルエディタ」。
NTT-ATは今後、高度化・多様化する顧客のビジネス環境に最適な自動化を提供するとともに、顧客の業務効率化に貢献していくとしている。
WMC Ver.3.6の新機能
シンプルモード
ユーザーが利用することに特化した簡易型UIを追加し、WinActorやシナリオの管理を行う管理者向けの既存UIとの使い分けを実現。全社規模でのRPA利用の促進が可能だという。また、現場担当者が共有ロボットを予約することも可能。
アンサンブルエディタ
ドラッグアンドドロップで連結シナリオを実行順に並び替えるなど、操作しやすいUIを実現したとしている。
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