NECネッツエスアイは、同社の技術拠点である新川崎テクニカルベースにおいて、ローカル5G(Sub6帯)の商用局免許を取得し、ローカル5G環境を活用した技術者の育成を開始した。
具体的には、新川崎テクニカルベースに、ネットワークの仕様協議・エリア設計のための置局シミュレーション技術や設計・構築のための干渉調査、エリア強度/データ通信の測定技術など、ローカル5Gを活用した高度な教育が実施できる環境を整えた。こうした環境のもとで、ローカル5Gの導入に向けたコンサルティングから保守まで、ワンストップに対応できる人材の育成を進めていくという。

NECネッツエスアイは、この取り組みを通じて次世代ネットワーク人材の育成を加速し、インフラ事業者やローカル5Gユーザーに対して、インフラ構築から運用・DXサービス領域まで幅広く展開できる体制の整備を進めるとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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