日本シーサート協議会は、どの組織でもメール訓練が実施できるよう、従業員向けメール訓練の方法や目標設定、評価方法などをまとめた「メール訓練手引書一般公開版(ver.1.0)」を公開した。
同協議会では、組織のサイバーセキュリティ訓練の情報共有や演習を作成する活動を行う「インシデント対応演習訓練ワーキンググループ(以下、訓練WG)」の配下に「メール訓練手法検討サブワーキンググループ(以下、メール訓練SWG)」を設けている。このグループは、組織のメール訓練のあり方や訓練メールのテンプレートなどの共有を行っているとのこと。

今回発表した「メール訓練手引書一般公開版(ver.1.0)」は、協議会内に展開していたメール訓練手引書第3版を、協議会加盟組織以外の企業にも広く利用されることを目的に、再編集した手引書となっているとのこと。

メール訓練手引書一般公開版(ver.1.0)の主な内容
- メール訓練の計画
- メール訓練の準備
- メール訓練の実施
- メール訓練の最適化に向けて
- メール訓練委託の場合
- メール訓練実施状況アンケート集計結果
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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