日立製作所(以下、日立)は、企業内のESGデータの収集・可視化・分析を効率化して、サステナブル経営を推進する「ESGマネジメントサポートサービス」を開発し、販売開始した。
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同サービスは、CO2削減量・安全衛生・不正リスクといったESGデータの効率的・効果的な分析・開示に向けて、ESG項目ごとに各業界で求められている開示項目のテンプレートと、データ収集・可視化・分析などの各種機能を提供。社内の複数部署やグループ会社をつなぐことで、ESGデータの収集から、ダッシュボードでの可視化、統合報告書などの開示情報の整理まで、シームレスに行うことが可能だという。また、ESGに関する施策の達成状況などのモニタリング・分析結果をもとに、経営判断を行い、改善施策につなげるといった一連のサイクルを回すことを支援するとしている。

なお、今回の販売開始に先がけ、日立建機において安全衛生をテーマに実証実験を行い、リスクアセスメントに必要となるデータの収集において約34%の作業工数削減などの効果を確認。同社は、一連の実証を経て本格採用し、8月より安全衛生部で稼働開始しているという。
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