Trellixは、グローバルパートナーエコシステムの収益性、エンゲージメント、成長を高めることを目的とした新しい パートナープログラム「Trellix Xtend」を発表した。
Trellix Xtendは2023年初頭に発売が予定されており、本プログラムは各利用者のビジネスモデルやターゲット市場に合わせてカスタマイズが可能だとしている。
具体的な内容としては、Trellix XDRプラットフォームの初回販売から初回インストールまで、パートナーをサポートするトレーニングカリキュラムを提供する。
他にも、24時間365日のサポートやリソースの提供や、パートナーがTrellixの知的財産を活用したマネージドサービスやインシデントレスポンスサービスの構築、Trellix Advanced Research Centerの脅威インテリジェンスの適用ができる戦略を提供するとしている。
あわせて同社は、相互運用可能なセキュリティ製品の開発を簡素化するプログラム「Security Innovation Alliance(SIA)」も今回発表した。
発表によればTrellixは、新たに10社のテクノロジーパートナーを加え、オープンプラットフォームの範囲を拡大。これはTenableとのパートナーシップが含まれるとしており、今後は顧客の攻撃対象領域全体をリスクベースで把握することが可能になるという。
Tenable.ioから脆弱性が共有されると、Trellix XDRのアセットのリスクスコアが自動的に更新され、これにより、セキュリティアナリストは脅威が高リスクのアセットに該当するかどうかを直ちに判断し、迅速な対応につながるとしている。
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