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日立、ハイブリッドクラウド事業の強化およびAs a Service型のソリューション拡大を発表

 日立製作所(以下、日立)は、基幹システムのモダナイゼーション加速に向け、ハイブリッドクラウド事業を強化し、As a Service型のソリューションを拡大すると発表した。

EverFlex from Hitachiにおける強化ポイント<br/>[画像クリックで拡大表示]
EverFlex from Hitachiにおける強化ポイント
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 同社は、2021年10月より、ハイブリッドクラウドソリューションEverFlex from Hitachi(以下、EverFlex)を提供開始し、安心・安全なクラウド活用を可能にするハイブリッドクラウドの実現に向け、様々なデータ基盤サービスを展開してきた。

 今回、ハイブリッドクラウドにおける業務システムの安定稼働と可搬性を向上するため、データ基盤サービスに、信頼性を備え、迅速かつ柔軟に利用できるIaaS(Infrastructure as a Service)を新たに追加。2023年2月28日より提供開始する。

 同サービスを利用することで、データの機密性を確保しつつ、業務システムでプライベートクラウドとパブリッククラウドを適材適所で使い分けながら、使用量に応じた課金で利用できるという。これにより、導入・運用のコストを適正化しながら、ビジネス環境の変化に迅速かつ柔軟に対応することが可能だとしている。

 また、同サービスに先がけ運用サービスを強化し、業務の継続性を高める故障予兆通知や、カーボンニュートラル達成に向けたCO2排出量の見える化など、経営課題解決に貢献するサービスを、10月31日より販売開始する。

 あわせて、日立のクラウドストレージの先行体験が可能なEarly Adopter Programを提供開始。顧客は、業務システムにクラウドストレージを組み合わせた価値を創出するプロセスをいち早く実施することができ、ハイブリッドクラウドの本格導入に向けた検討期間を短縮できるという。

EverFlexの強化ポイント

高い信頼性と迅速性・柔軟性を兼ね備えたIaaSをハイブリッドクラウドで提供

 業務システムの実行基盤であるIaaSを、データ基盤サービスのラインアップに追加し、提供。これにより、従来、機密性などの懸念から基幹システムで稼働させてきた業務アプリケーションの一部を、パブリッククラウドも活用しながら安心・安全に実行することが可能だとしている。

 また、顧客は、事前検証済みの複数の推奨構成の中から、用途に応じた構成を選択するだけで、ハイブリッドクラウド環境の迅速かつ容易な導入が可能に。事業環境の変化に合わせてリソースを拡張・削減でき、従量課金型で利用できるため、大規模なシステム再構築による投資リスクを避け、導入・運用コストの低減を図ることもできるという。

業務継続性の向上に貢献する故障予兆通知や問題解析の迅速化

 IaaSの可用性を高める「安心・安全プラン」を、運用サービスとして提供。故障予兆を高精度に検知するとともに、メンテナンスを適切なタイミングで提案することで、IaaSの可用性の向上に貢献するとしている。

 また、問題が発生した際は、日立のエンジニアが、蓄積したログ情報と過去の障害対応実績から原因を究明し、IaaSの停止時間を極小化するという。

IT機器やシステム単位のCO2排出量の見える化により、脱炭素化の推進に貢献

 専用ポータルのダッシュボードで、IT機器やシステム単位でのCO2排出量を見える化し、脱炭素化推進を支援する「サステナビリティプラン」を提供。各システムを構成するストレージ、サーバー、スイッチの稼働状況や消費電力をIT機器単位で確認できるため、機器ごとのCO2排出量削減計画の策定や実行状況の把握に貢献するとしている。

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