IBMは、ITモダナイゼーションおよびデジタル・トランスフォーメーション・サービスのプロバイダーである、米国拠点のOcto社の買収に合意したと発表した。
Octo社は、防衛、医療、市民向けの機関を含む、米国連邦政府機関に特化してサービスを提供しており、IBMがOcto社を買収することで、連邦政府にとって最大のデジタル・トランスフォーメーション・パートナーの1つが確立されるとしている。
Octo社は、米国バージニア州レストンに本社を置く企業であり、今回の買収により、IBM Consultingの公共および連邦政府担当チームは、高いスキルを持つ4,200人の従業員を擁するようになるという。
今回の買収にあたり、IBMコンサルティング担当シニア・バイス・プレジデントのジョン・グレンジャー氏は次のように述べている。
「政府は、進化する市民のニーズに直接かつリアルタイムに対応するために、俊敏性とレジリエンシーを必要としています。Octo社の評価の高い優れたチームと、IBMコンサルティングが有する専門知識、技術力、戦略的パートナー・エコシステムを組み合わせることで、連邦政府のお客様の変革のスピード向上を支援し、市民に対して迅速かつ効果的なサービスを提供できるようになります」
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