日立ソリューションズは、シリコンバレーで、社員が2名1チームとなり、自らの社会課題解決アイデアで起業をめざす「スタートアップ創出制度」を、4月1日より開始する。
同は15年以上前にシリコンバレーに拠点を設け、ベンチャーキャピタル(VC)のDNX Venturesやスタートアップ企業と関係構築し、日本市場にサービス展開してきた。シリコンバレーのエコシステムを活用してスピーディーに事業化できる人材の育成とともに、グローバルスタンダードなサービスの創出を目的に、同制度を立ち上げるとしている。
社内公募で選ばれた社員は1年間、シリコンバレーにおいて、DNX Venturesと共同で開発したトレーニングを受けながら事業化を検証するとともに、VCなどからの資金調達をめざす。そして、日立ソリューションズから独立し、スタートアップ企業として事業成長に挑戦するという。仮にスタートアップ企業が事業撤退することになったとしても、日立ソリューションズが再雇用するオプション(社員にとってのセーフティネット)を用意している。

日立ソリューションズは今後、企業の枠を超えて、有識者を巻き込み、ナレッジ共有やアイデア醸成をめざす起業家コミュニティも立ち上げていくという。
【関連記事】
・日立ソリューションズ、12月22日より「データ回復ソリューション」を提供開始
・日立ソリューションズ、SaaSからの情報漏洩を防ぐ「AppOmni」の提供を12/15から開始
・日立ソリューションズ・クリエイト、セキュリティトレーニングに「PSIRT向パック」を追加発表
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア