SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

ソフトウェア事業などが売上高をけん引【IBM 2023年度第1四半期の連結決算】

 IBMは米国時間4月19日、2023年度第1四半期の連結決算を発表した。

 同社会長兼最高経営責任者(CEO)のアービンド・クリシュナ(Arvind Krishna)氏は、次のように述べている。

 「第1四半期の業績は、生産性の向上と業務の効率化を推進するためのオープンなハイブリッドクラウド・プラットフォームとエンタープライズ向けAI、ビジネスの専門知識を組み合わせた当社独自のサービスにより、お客様が引き続きIBMに関心を寄せてくださっていることを表しています。今回の決算は、当社の今年の収益とフリー・キャッシュ・フローが現在の成長予想の通り堅調に推移していくことへの自信となりました」

第1四半期のハイライト

1. 収益

  • 第1四半期の収益は0.4%増、為替変動の影響を除いた場合は4.4%増の143億ドル
  • ソフトウェア事業による収益は3%増、為替変動の影響を除いた場合は6%増
  • コンサルティング事業による収益は3%増、為替変動の影響を除いた場合は8%
  • インフラストラクチャー事業による収益は4%、為替変動の影響を除いた場合は変動なし

2. フリー・キャッシュ・フロー

  • 事業活動による連結ベースの純現金収入は5億ドル増の38億ドル、フリー・キャッシュ・フローは1億ドル増の13億ドル

第1四半期のセグメント別業績

1. ソフトウェア事業:収益は2.6%増、為替変動の影響を除いた場合は5.6%増の59億ドル

  • ハイブリッド・プラットフォーム&ソリューションは2%増、為替変動の影響を除いた場合は5%増
    • Red Hatは8%増、為替変動の影響を除いた場合は11%増
    • オートメーションは1%減、為替変動の影響を除いた場合は2%増
    • データ&AIは1%増、為替変動の影響を除いた場合は3%増
    • セキュリティーは1%減、為替変動の影響を除いた場合は2%増
  • トランザクション処理は3%増、為替変動の影響を除いた場合は7%増

2. コンサルティング事業:収益は2.8%増、為替変動の影響を除いた場合は8.2%増の50億ドル

  • ビジネス・トランスフォーメーションは1%増、為替変動の影響を除いた場合は6%増
  • テクノロジー・コンサルティングは1%減、為替変動の影響を除いた場合は4%増
  • アプリケーション・オペレーションは7%増、為替変動の影響を除いた場合は13%増

3. インフラストラクチャー事業:収益は3.7%減、為替変動の影響を除いた場合は0.1%増の31億ドル

  • ハイブリッド・インフラストラクチャーは1%増、為替変動の影響を除いた場合は4%
    • IBM z Systemsは7%増、為替変動の影響を除いた場合は11%増
    • 分散インフラストラクチャーは3%減、為替変動の影響を除いた場合は変動なし
  • インフラストラクチャー・サポートは9%減、為替変動の影響を除いた場合は4%減

4. ファイナンシング事業:収益は27.3%増、為替変動の影響を除いた場合は31%増の2億ドル

2023年度通期見通し

  • 収益:為替変動の影響を除いた場合の収益成長率は、3%から5%となる見込み。現在の為替レートでは、為替による影響はほぼないものと予想
  • フリー・キャッシュ・フロー:引き続き前年同期比10億ドル以上増加の約105億ドルを見込んでいる

【関連記事】
日本IBMと京都大学、Google Cloud上に医療データ&AIプラットフォームを構築
日本IBM、人的資本経営を支援するサービスを提供 開示業務の効率化など推進
日本IBMと東急電鉄、鉄道設備の状態モニタリングとリスクスコア可視化を開始

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/17659 2023/04/20 17:35

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング